今回は資格勉強に限らず、習慣の作り方です。
普段、忙しい方や3日坊主で終わってしまう人、本や参考書を買って満足してしまう人に向けて書きます。
はじめに
「習慣化すること」、言葉では簡単です。
しかし実際には難しいです。
筆者も受験生時代、基本情報処理技術者試験(IT系の国家資格)受験勉強の際にとても苦労しました。
受験生時代は勉強時間はしっかりと取れたけど苦手な化学を後回しにしてきたり、
基本情報処理技術者試験の受験の際は忙しく、時間が上手く取れなかったりしました。
習慣化できない人は大きく2タイプに分かれます。
- 時間はあるが習慣化できない
- 時間がなくて習慣化できない
まず、タイプ別に原因を考察します。
その後、習慣化のコツをお伝えします。
参考にしてみてください。
時間はあるけど習慣化できない
考えられる原因
やりたくないことを後回しにしていませんか。
やりたくないことを後回しにするともっとやりません。
経験談
化学が苦手であった筆者は勉強をはじめるとき、数学、物理などの比較的得意な教科から勉強をはじめていました。
苦手な化学は調子が出てきてからしよう。
そう思っていました。
しかし、ほぼ毎日得意な教科をしていたら、1日は終わっていました。
志望校は化学を受験することが必須でした。
そのため、苦手な化学は全く伸びずに足を引っ張りました。
そこで土曜日のお昼まで(起きてから昼食を食べるまで)化学をすると決めました。
これが上手くいき、習慣化することに成功しました。
結論
嫌なことほど1日のなかでいつやるのかを明確にすべきです。
やりたくないけどやらなきゃいけないこともあると思います。
このタイプの方はしなければならない理由は明確にわかっているが、できない人が多いのではないのでしょうか。
1日の生活の中で必ずすることの前後に習慣化したいことをしてみましょう。
例えば、
- 起きたら必ず単語を30語覚える
- 夕飯を食べる前に腹筋を20回する
- お風呂からでたら30分ストレッチをする
などです。
このように毎日必ずある起床やご飯、お風呂の前後に習慣化したいものをします。
何時に何をするといった時間で決めるのではありません。
これを心掛けるだけで、習慣化することが随分と楽になります。
時間がなくて習慣化できない
考えられる原因
「なぜそれを今しなければならないのですか?」
この問いに答えられますか。
なぜ忙しい今、わざわざ時間を使ってその資格(あるいは別の何か)を勉強をしなければならないのか明確にしてみましょう。
経験談
筆者が基本情報処理技術者試験に合格したのは大学2年生の春でした。
ちょうどその頃は大学のテストと重なって、資格勉強が大変だったことを覚えています。
筆者はIT分野とりわけデータサイエンスが専攻です。
そのため、ITエンジニアやデータサイエンティストの方面へ進みたいと考えていました。
ここで簡単にIT系資格について簡単に記します。(昇順で上位資格となっていく)
- ITパスポート(IT系の最も入門資格)
- 基本情報処理技術者試験(ITエンジニアの入門資格、年2回春・秋実施)
- 応用情報処理技術者試験(ITエンジニアの応用資格、年2回春・秋実施)
- 上位資格(IT系のスペシャリスト8分野に分かれる)
筆者は応用情報処理技術者試験までを大学生のうち(就活まで)に取得したいと考えていました。
逆算すると就活前の大学3年生の春に応用情報処理技術者試験を取得するためには、
必然的に大学2年生の春か秋までに基本情報処理技術者試験を突破する必要があったわけです。
この強い動機が忙しい中でのモチベーション維持につながり、勉強の習慣化につながりました。
結論
動機を明確にすることは大事なことです。
経験談から「なぜそれを今するのか」を明確化することが重要だとわかっていただけたのではないでしょうか。
動機を明確化するためにも自分に「なぜするの?」と10回くらい自分に問うてみてください。
そして書き出してみてください。
動機の強さはそのまま習慣化のしやすさにつながります。
まとめ
習慣化するためには
- いつするのかを決めるべし
必ず生活の毎日することの前後に習慣化したいものを入れるようにしよう。 - 動機を明確にすべし
動機がなければ、人間絶対にできません。「なぜするの?」と自分にとことん聞いてみてください。
長くなりましたが、この記事があなたのお役に立てれば幸いです。